ガタの来たノートPCをWin10に更新

こんにちは。
東芝のポンコツノートPCをWindows 7 32bit版からWindows 10 64bit版に無料で更新し、動きが早くなり、動かなかったゲームができるようになりました。詳細は以下の通りです。



我が家には夫婦でそれぞれPCが1台ずつあります。
両方独身時代から使っているもので、私のは学生時代の研究室用にバイト代で個人用で組んだもの、妻は留学してた頃に両親に買ってもらったノートPCを使っています。(格差だなぁ・・・)

妻のノートPCのほうが格段に新しいのですが・・・動作が信じられないほどモッサリしていて困っていました。
(私のPCは古いですが、調子が悪くなった古い分品を、新しい型の中古部品に入れ替えて使っています。結果として中身は全部2回以上交換していて、今は3~4年前のPC相当です。自作あるあるですね。)


Death Comingがやりたい

実はDeath Comingというゲームを手に入れまして、妻もやりたいと言い出したのが発端です。
このゲームは結構前にリリースされたパズルゲームで、いまEpic Gamesが無料配布しています。アカウントを作れば誰でも遊べます。動くPCがあればですが!

パズルゲームで、激しいアクションとか、3Dグラフィックなんてないので、どんなPCだって動いてもよさそうなんですが・・・
なんと妻のPCでは全く起動できません
まぁ、普通のブラウザゲームもカクカクするPCなので・・・

妻のPCはDynabook

妻のPCは東芝のDynabook B353という機種で 2013年発売 ですね・・・。

CPU:Intel Celeron 847 (1.1GHz/2コア)
メモリ:4GB(1スロット空き)
GPU:CPUに内蔵
HDD:500GB (5400rpm)
OS:Windows 7 Home 32bit版

という、下手したら最新型のiPhoneにも負けそうなスペックです・・・。

とりあえず、HDDは同居した最初の週にSSDに交換しました。速攻で。
PCの電源ボタンを押してから、Windowsが起動完了するまで5分以上掛かっていたのが、1分以内に作業できるようになりました。

しかし、Chomeは使ってるとガクガクになるし、前述のゲームは動かないしと、やっぱり遅いです。

32bit版のメモリは4GBが上限

さて、SSD換装以外にできることといえばメモリの増設ですが・・・32bit版のOSは4GBまでしかメモリを使えません。このPCはすでに4GB積んであり、これ以上増設しても効果がないということです。

※厳密には、4GBの中でハードウェアやグラフィックに使うメモリが生じるので、Windowsが使えるメモリは3.2GB程度しかないということで・・・最近のアプリを動かすのはしんどいのです。

64bit版のOSにすれば、OSの制限は128GBになり事実上無制限です。実際にはハードウェアの制約がありますが・・・このクソDynabookでは、少なくとも8GBまでは使えるとメーカーの資料にありました。

ちなみに、Windows 10は太っ腹で、無料でWindows 7からWindows 10にアップグレードできます。従来は過去のOSから最新版に更新するにはアップグレード版を購入する必要がありました。

画像は私のPCのWindowsです。XPまではOEM版を使っていましたが、ライセンス認証で痛い目にあったのと、バイトで潤ってたのでVistaをパッケージで買いました。

2020年でもアップグレードできる

ところで、Windows7のアップグレードは期間限定という触れ込みでした。すでにこの期間は過ぎているのですが、まだ対応してくれています。ありがたい話です。

期間中は右下の通知にアップグレードのリンクが出ていたのですが、期間が切れてから分かりにくくなりました。

このサイトを参考にして進めました。

手順は端折ると3段階です。

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10 の「ツールを今すぐダウンロード」をクリックしてアップデート何とかを実行。

②空いているUSBメモリを用意して、ダウンロードしたツールの「ほかのPCにインストールをする」で保存先をUSBメモリにしてインストールメディアを作ります。
 USBメモリは8GB以上のものを用意しろとますが、4GBのUSBメモリでもできました。

③アップグレードするPCにUSBメモリを刺し、USBメモリでブートさせて、あとはガイダンスに従います。
※普通に元のOSが立ち上がるときは、ブート順を確認してください。「ブート順の変更 BIOS」でググると情報があると思いますが、とりあえずPCの電源入れた瞬間からF1/F2/DELを連打して設定画面に入り、フィーリングで操作すれば、大抵なんとかなります。

32bit版を64bit版できる。しかし…

ちなみに、もとのWindows7が32bit版でも、64bit版のWindows10にアップグレードできました。もちろん無料で。

しかし、デメリットが一つあります。
32bit版のWindows7から32bit版のWindows10にアップグレードする際は、インストールされているプログラムを持ち越すこともできました。

32bit版のWindows7から64bit版のWindows10にアップグレードする際は、インストールされているプログラムの持越しはできません。完全にまっさらの状態になってしまいます。

まぁ、根幹が変わるので持ち越したとしても動かないのでしょうね…仕方ないです。
一応、親切なことに元々のマイドキュメントとかマイピクチャ、古いプログラムは「Windows.old」というフォルダに移動されているので、インストール前に退避させる必要はありません。

バックアップは取ったほうが良い

ちなみに、Windows10が嫌だといっても、Windows7に戻す方法はありません。従って、アップグレードをする前にフルバックアップを取ったほうが良いです。
フルバックアップについては紆余曲折あったので、ツール紹介を別に書きます・・・。


性能が上がった!

さて、新しいOSに変えるときはいつも不安になります。
もしや「新しいOSのほうが、動作が重たいのではないだろうか…(もっと新しいPC用に作られているので、余計な機能のぶん、古いPCでは却って遅くなるのでは…)」と。

少なくとも今回は杞憂でした。どうみても起動が早くなりました。

ベンチマークのスコアも1割程度向上しました。
下がWindows 7 32bitの時のCrystalMark 2004R7のスコアで、総合100kです。

そしてこちらがWindows 10 64bitに入れ替えた後のスコアで、115kになりました。

そしてメモリを注文したが…

そして64bit版 windowsが動くことを確認して、増設用のメモリを注文しました。

ノートPC用の規格で4GBのメモリってソコソコするのかな?と思ったら、Amazonで¥2,000なんですね。びっくりです。いやはや時代に置いて行かれています。
↓一応リンク貼っておきます。

しかし、メモリが届く前に、試しにDeath comingをインストールしてみました。
そしたら、普通に動きました。今、妻が隣で嬉々としてプレイしています・・・。

んん~64bit効果なのか・・・Windows 10の威力なのか・・・。
とりあえず2013年式のDynabookなら、Windwos10 64bitに更新するのは悪くなさそうです。

おしまい

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