郵便局の転居手続きがめちゃくちゃ進化していた

引っ越したらやらないといけない手続きの一つが、郵便の転送依頼。

郵便局とかに行って、パンフレットみたいな転居の冊子を貰って、一部をハガキ状に切り抜いて切手を貼らずにポストに投函する奴。
郵便局宛てだから切手は要らないんだなーと、初めて転居手続きをしたときは感心しだたものだが、このデジタル時代にはそれすらも旧時代的に感じるものだ。

オンラインで転居手続きできる・・・だと!?

まず取りに行くのが面倒くさい。オンラインで頼むと転居手続きの書類が届くくらいのサービス無いかなーと思ってググったら、e-転居っていう公式のサービスが引っかかった。

なんと、あるじゃないか!

早速触ってみたら、なんとすべてオンラインで転居申請が終わった。びっくりした。

めっちゃDXされとる

まず、転居手続きがオンラインで完結したら困るだろうから、全部はできないと思っていた。
というのも、例えば虚偽の転居申請をしたら、他人の郵便物を窃取できてしまう。窃取したら足がつくからよほどのバカじゃないとやらないだろうが、嫌がらせの一環でどっかに飛ばしてしまう、或いはどっかから飛ばすということが考えられる。

・・・まぁ、それ言ったら紙の転居届でも一緒か。ただやっぱりハードルは下がるよね。

このe-転居システムは、手続きの途中で本人確認が入る。具体的には銀行の口座開設手続きなんかでよく見かけるような、免許証を撮影したり、自分の顔を動画で撮影したりというプロセスが入る。
これ、本人確認を行って人間がチェックしたら転居申請ができるようになるのかと思っていたけれど、まさか即日だと思わなかった。その場で申請ができるようになった。

AIで判断していているのか・・・いや待てよ。決済と違って即時発効じゃなくて、転送が実施されるまでに数日あるから、その間に確認するのかな?

とにかくまーなんというか、ハイテクスタイルで転居手続きが完了した。

郵便局は民営だけど、まだ官的な空気は残っていると思っている。
そういうところにシステムって、民間に比べてどうしても遅れるから、官のDXっていうのは最低ラインのDXだと思う。
その理屈でいうと、最低ラインのDXがここまで進んでいるのかと思うと驚くとともに、仕事でもこりゃうちの会社遅れすぎてまずいぞと危機感を抱く今日この頃であった。

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