どうなることかと思ったけれど、なんとか引っ越した。
引越し前夜
まず、引っ越し前日に休みを取って、役所に行った。
住宅ローンの手続きで居住したことの確認を急ぐ必要があって、なるはやで住民票が欲しかったのだ。
昨今、投資用不動産を住宅ローンで組む輩が多すぎて、いろいろ厳しい目で見られますからなぁ。
ごみを捨てた。燃えないゴミとか、要らない家電・・・古い卓上食器洗浄機にガスコンロ、ちょっともったいないけどウォシュレットとか。
どれも売ろうかな・・・とも思ったんだけど、食洗器はナショナルのTCR-NC1っていう2000年代のころの古いもので、いろいろ故障してたから、普通の中古屋では引き取ってくれないだろうし、ジャンクとして売るにしてもトラブルになりそうだからやめた。
ガステーブルは故障はしていなかったものの、買った時点で5年落ち1万円だったので察し。きれいにして売りさばく手間を考えれば廃棄一択。
唯一売れそうなのはウォシュレット。これは2020年に買ったものだから、まだ5年しか使っていない・・・んだけど、まぁウォシュレットの中古なんて欲しがる奴いるか?これも売り物レベルに綺麗にする手間を考えると、もう破棄しちゃえと捨てることにした。
市の処分センターに持っていったら重量計算で600円くらいで処分できた。
そして梱包が終わっていない荷物を最後の気合で詰め始めた・・・が終わらん。
そして新居も少しやることがあって大忙し。
んで、引っ越し最後の日に頑張って取り返すと言っていた妻は、何時まで経っても仕事から帰ってこない。電話が鳴ったと思ったら10時着で帰ってくるんだけど、飯はどうするかって・・・引っ越す気あんのか!とキレそうになる。
が・・・キレたら解決する問題か冷静に考えると、この場合キレても何も建設的な話にならんとひっこめた。感情にすら損得が出てくるのが、忍たま乱太郎のキリマル並みに度ケチだとちょっと恥ずかしい。
当日-搬出
箱詰めが終わらないまま当日を迎える。まぁ、8割がた終わってたからまだマシか。
まず助かったのが、朝8~9時から引っ越しスタートだと言われていたが、7時にエアコン屋がエアコンを外しに来たこと。
これが無ければ引っ越し屋が来るまで寝てたと思う。
エアコン屋さんが予定外に早く来たショックで目が覚めた。やばい!引っ越しだと。
エアコン屋さんは一瞬でエアコンを外して帰った。速いなー。
そっからラストスパートで荷物を詰めるも、引っ越し屋さんが来てしまう。
見積時は1台2往復で聞いていたんだけれど、2台で来たという。ということは、往復している最中に準備を進めるという作戦が使えないということを意味するので、必死で梱包を進める。
ドババババっと詰めて、契約に入っていない家具の解体をバリバリっとやって、とにかく積んでもらう。
なんだかんだで午前中に積み込みが終わった・・・奇跡だ。
当日-搬入
運び出しさえすればなんとかなるだろう・・・と、思ったんだけど、2台で来たもんだから駐車場にトラックが入れられず路駐!
この幅5Mの道路に路駐!?誘導も無しか!ーあわわわ。
一応、うちの周りはいわゆる「目」の形に道路が走っているので、一か所通れなくてもちょっと迂回すれば良いのではあるが・・・ご近所の目が痛い。
やっぱり安い引っ越し屋はあかんなーと思いつつ、まぁでもどこの業者に頼んでもこんなもんだろうとも思ったり。
新居は高床式平屋みたいな、何もかも2Fにあるスタイル。
冷蔵庫に洗濯機、何でもかんでも2Fに上げないといけない地獄の引っ越し搬入なんだけれど・・・
担当者に話が行っていなかったようで、引っ越し屋さん新居を見てげっそり。
100kg以上ある冷蔵庫も、二人で担いで階段上がっていった・・・
幸い、階段が外だったので、上は何もないし幅が1m以上あって、まだ楽な方だと言っていた。
完了・・・?
そして運び込まれて3時くらいには終了。
道路封鎖を2時間していたことに後ろめたさを感じつつ・・・ちなみに、塞いでいる最中に“機動スーパーとくしまる”がやって来て、Uターンして帰ってった。とくしまるって千葉にもあんのか。
いやーしかし、終わった。ご祝儀くらい出そうかと思っていたけれど、もうバタバタすぎて渡しそびれてしまった。代わりに情弱ホイホイと言われる6千円の冷蔵庫マットを買った・・・これで勘弁してくれぃ。
家の中はもうカオス。
普通のお宅だと家具って既製品とかだから、初日から組み立てて仕舞っていくんだろうけど・・・うち既製品の家具が少ないもんだから、初日から使える家具が殆どなくて、何もかも床においてある。
このため荷物ジャングルになっている。
写真は汚くて見せられないのでモザイク。

いやーやべーわこれ。食器もどこ行ったか分からん。
しばらくは冷食&外食生活である。
いやーしかし久々の引っ越しはきつかった。もう死ぬまで動きたくない。
今の家があと50年持つとは思えないが・・・でも、原理的には死ぬまで住むことが可能なのが持ち家の良いところである。