ガス検知器はオンラインにならんのか

先日、新居のガス開栓を行った。
新居にはガスコンセントもあって、冬場の暖房などに期待大である。

・・・が、ガスで着脱があるところって、危なくない?若干不安である。
そもそも古い家だから、宅内の引き回しホースとかも本当に大丈夫なのか?

そしてそもそも、本来はガスを使用する場合はガス漏れ検知器の設置が義務付けられている。
あ、いや・・・今ググったら一般家庭は義務じゃないらしい。あれ?ガス屋さん義務付けられているって言ってたと思うんだけどな。セールストークだったか?

ま、義務かどうかはさておき、欲しい。要ると思う。

機種はどうするか・・・

ちなみにざっと調べたら、ガス漏れ検知器はまずガスの種類によって、都市ガス(12A/13A用)とLP(プロパン)用に分かれる。ガスの種類については「ガスのエリアってこんなに入り組んでるのか」で触れている。

うちは都市ガスなので、まずそこは確定。

次に機能で分かれる。ガス検知器には、火災報知器機能、CO検知機機能があるものも売られている。

火災報知器はその名の通り火事を検知する機能。煙式と熱式がある。
火災報知器はガス検知器と違って設置義務がある。2006年に新築設置が義務けられて、2011年から鬼畜住宅にも後付けが必要になった。が、買った家には付いてなかった。

CO検知機能は一酸化炭素中毒を警報するもので、不完全燃焼などで無味無臭で致死性の高い一酸化炭素が充満していることを検知してくれる。
無味無臭で吸い込んでも疲れを感じるだけで、知らず知らずのうちに死んでしまう一酸化炭素。特に怖いのが、死ななかった場合に脳機能障害とかで悲惨な状況になるってこと。発生のさせ方も簡単で、酸素を絞った状態で燃焼させるだけ。練炭自●とか自動車自●なども、要は意図的に一酸化炭素中毒を起こす方法である。

仕事で入る製鉄所なんかでは、安全エリアから出るには携帯型CO検知器の携行が義務になってたりする。
うちはスカスカだけど、それゆえに暖房を家の中でたいたりしそうだし、車の排ガスにも含まれているからガレージの上に居室があるって構造も本質的に危ない。CO検知器は欲しい。

ここで、都市ガスは空気より軽いので、ガス検知器は上のほうに設置する。COってCO2みたいに下に溜まるから検知できないんじゃないの?と、思ったら、CO2の比重は空気の1.57倍だけど、COは空気とほぼ一緒の0.97倍で、むしろ若干軽いらしい。差が小さいので殆ど混ざったままになるけれど、もし溜まるとしたら上なのか。
そう考えると、都市ガス検知器と相性は良いか。

なので、3要素検知のガス検知器を買おうと思う。

新コスモス電機のガス検知器

そこでふと思ったが、家にいる時間って殆どないから、できれば出先から警報を確認したい。
これだけIoTが普及した現代だから、そういう製品無いのかな?と思って調べてみた。

あった。新コスモス電機製 XS-755

これは警報出力を主にした機能ではないのだけれど、「しゃべりお」という見守りサービスが付帯していて、その一環でガス漏れ時にメールを送ってくれるらしい。

なんか微妙だなぁ・・・。火災報知器の機能が無いし。

ほかにネットワーク対応のものは無いっぽい。

おやと思ったのが「快適ウォッチ」という機能が付いたXW-725S。
ところがこいつは「無線」は使うけど、ネットワーク機能は無いっぽい。

熱中症警告ができる携帯型センサーが別にあるモデルがあって、それがBluetoothでつながるってだけらしい。

うーん、微妙だ。微妙だがXS-755を買ってみるかー・・・と、思ったら、検索しても売られているところが出てこない。

これ、ガス会社から買うタイプか・・・「しゃべりお」の機能に「ガス事業者からのお知らせ」という項目があるから、なんか紐づけがあるんだろうな。ガス会社に販売を打診するのも面倒くさいし、余計なお知らせが来そうなのも面倒くさい。
これはナシ。

そしてネットワーク機能が無いから新コスモス電機の検知器はナシかな・・・

アイホンのガス検知器

調べていたら、アイホンというインターホンの大手メーカーのサイトが引っかかった。

ここはガス検知器も作っているけれど、ガス検知器自体にネットワーク機能は無い。
面白いのが、インターホンに火災COガス検知器を接続する機能があって、インターホンにネットワーク機能がある機種があるってことだ。

そういえばインターホンも画面がない古いやつだし、いずれ交換したいなと思っていた。

それにインターホンに火災報知器が接続できるって凄く良いなと思った。火災報知器って大抵、設置場所で鳴るから、ガレージみたいに離れたところだと隣家のものか自宅のものかパッと分かりにくいかもしれない。
インターホンに火報が鳴っていることが表示されたら便利かもしれない。

それにネットワーク対応なら出先から応答できて便利なシーンもあるかも・・・。

ところが調べてみたらネットワークに対応しているにはWP-24シリーズしかなくて、それが生産終了予定となっている。

フラグシップのWJ-45はネットワークに対応していないのである。なんじゃそりゃ。

このスマートフォン連動機能ってめっちゃ便利だと思うんだけどなぁ。

値段もそこまで高くない

・ACプラグ式の子機付き ¥51,282 https://kakaku.com/item/K0001558823/
・電源直結式の子機付き ¥44,473 https://kakaku.com/item/K0001113447/
・電源直結式の子機無し ¥50,000 https://kakaku.com/item/K0001113448/

えっ、なんで子機が無いほうが高くなるん!?なぞだ・・・

とりあえず入手可能だから、このWP-24Aってやつと報知器を組み合わせるか・・・でも生産終了って言うのが引っかかるなぁ。
新機種が出るって言うなら構わないんだけれど・・・スマホ連携機能自体を辞めちゃうのではないかと訝しんでいる。

今後、スマホ連携機能に対応させていくのであれば、どちらかというとフラグシップモデルのWJ-45をモデルチェンジすると思う。

スイッチボット

今度はインターホンに絞って考えると、スイッチボット製のスマートテレビドアホンというのもある。

こいつはドア本として使える以外に、当然のようにスマホ関係機能を網羅している。値段も2万円と安い。特に良いなぁと思うのがスマートロックとの連携機能とか、ほかの製品と組み合わせられるところ。

そうなると回りまわって問題の火災報知器を外でってところがスイッチボットだと対応できないので、そもそもの話になっちゃうんだが・・・

調べてみるとアイホンの火災報知器連動機能って言うのは、単純に火災報知器に作動したらonになる接点があって、その短絡を検知しているだけらしい。

ということは、スイッチボットのスマートボタンとかを改造して、接点がonしたらボタンが押されるようにしたらいいんじゃないだろうか。

スマートボタンは一個¥2,500とそこまで高くない。

うーん、アイホンにするかスイッチボットにするか悩むなぁ。

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