すっかりブログ放置してましたが・・・8月の千葉県集中豪雨はすごかった。
凄すぎて、うちは雨漏りが始まってしまった・・・
千葉県集中豪雨の日のこと
千葉県では、秋口に線状降水帯が発生して集中豪雨になることがある。Wikipediaにもあるように、短時間で非常に強い雨が降り続けて冠水や土砂災害が起きやすい。今回の雨もまさにそれで、台風の接近と重なっていた。
当日は台風が来るという予報だったので、あらかじめ食料や日用品を買い込んで家にこもる作戦を立てていた。結果的にこれが良くて、車は命拾いした。
というのも近所の道路はあっという間に冠水してしまい、インプレッサをはじめとして3〜4台が不動になっていた。道路は通行止めになり、自宅前が迂回路として使われるほどだった。
うちは1階が車庫なので床下浸水の心配はないのだが、車庫部分が少し道路より低くなっている。水没しないかどうか、正直ひやひやしていた。自宅前面の監視カメラで何度も確認したが、幸いなことに大したことはなかった。
土地を買うときにハザードマップで内水反乱で水没しない・・・だろうということはチェックしていた。改めてみてみると水没したあたりは冠水の恐れありの色分けになっていた。どうしてだろうと思ったが、改めて地面を見てみるとわずかに傾斜しているのだ。
私の自宅は古いが、それよりも昔に開拓された住宅地で、とても古い。
当時は一体が原野で選び放題だったので、おあつらえ向きに上が平地になっている台地を住宅用地として選んだのだろう。
だから地盤がいいのだが、逆に言うと自然の平坦面をそのまま使っているので、造成した土地と違って自然な起伏があったのだ。私の家の裏がわずかに山になっていて、うちはその中腹。山といっても、家一軒ぶん移動して、ブロック塀のブロック1個分くらい高さが変わる程度の、本当にわずかな傾斜だ。一番高いところでも1mくらいの差しかないと思う。
ただ、普段は気にしなくていいんだろうが、大きな平地に一気に雨が降ったことで、わずかに低いところに全部の水が集まってしまったようだ。
まぁそういうわけで幸運にも水没は免れた。でも、出かけて居たら水没した道路を通る可能性は高かったから、出かけないことは大事だった。
雨の音が気になった瞬間
そんな中、リビングで過ごしていると、なんとなく水音がする気がした。妻は「聞こえない。外じゃない?」と言う。まぁそうかもしれないと思っていた。
ふと視線を向けると、見間違いかと思ったがキッチンのダウンライトから水がポタリと落ちた。次の瞬間にはダラダラと水が落ち始めて驚いた。
思考が止まって、とりあえずタオルやバケツを置いて受けようとしたが、しばらくすると別のランプのところからも水が垂れ始めた。これはさすがにヤバいと焦った。
雨漏りについて思っていたこと
うちは古い家なので、雨漏りについての予備知識は以前から少し仕入れていた。雨漏りというのは損害額が大きくなりやすいトラブルの一つだが、家の中に水が入ること自体はそこまで重大な問題ではない。そもそも建物なんて完全防水ではない。
問題になるのは、屋根裏で広範囲に水が広がることと、水を吸ったらダメになる材料が家には普通に使われているという点だ。一般的な家は、天井に石膏ボードを貼って仕上げてある。
その石膏ボードには壁紙が貼ってあり、天井は水平なので、屋根から雨水が垂れた場合には広く貯められるタライのようになってしまう。さらに石膏ボードは水濡れ厳禁で、石膏を焼いて作った板だから水を吸うとクッキーのようにぼそぼそになる。水を吸わないように紙が巻いてあるが、完全防水ではないし、加工で穴も開いているので、水に触れたままだと普通に吸ってしまう。
こういった特性が合わさると、大した量の水ではなくても天井一面をダメにするという二次被害が発生する。さらに広範囲に居室内シャワーを展開し、いろいろなものが濡れて壊れる・汚れる・ダメになるという三次被害につながる。
これが雨漏り被害が高額になる仕組みである。
逆に言えば、雨漏り被害を最小限に抑える方法は、雨漏り直下の天井をぶち抜いて、水を回収することだ。
その範囲の天井はダメになるが、部屋全体が濡れるのに比べれば大した被害ではなくなる。屋根自体は木でできているから、少々濡れたってすぐにダメになるわけじゃないから、天井代だけで済むわけだ。
天井をぶち抜くことにした
さて、ぶち抜くと決めたものの、あまり内装工事をしたことがないので、どうやって穴を開けたものかと少し悩んだ。特に屋根を支えている竿をカットしてしまうと、屋根全体が落ちてしまうし、復旧も面倒になる。
そこで、丸鋸の刃を石膏ボードの9mmに合わせて浅くセットしてカットし、そこからカッターと引き回しノコで切り抜くことにした。復旧のことも考えて、四角形に切り抜く形にした。
切り抜いた瞬間、まぁまぁな量の水と石膏の欠片が落ちてきて悲惨なことになった。
脱衣所にストックしていたすべてのタオルを敷いていたが、ブルーシートかマスカーでも広げておけばよかった。
びしょびしょになった断熱材を取り除くと、屋根の梁と野地板が見えるようになり、どこからか染み出た水がボタボタ落ちているのがあらわになった。
石膏ボードは切り抜いたところもそうだし、その周りもすでにグズグズになってしまっていた。再利用を考慮して四角く切り抜いたが、こんなものはもう使えない。丸鋸を使うより、カッターでクロスを切ってボードはたたき割ったほうが良かったかもしれない。グズグズなので、くぎで止めてあるのに崩壊してボロボロと取れてしまった。
応急処置をどうするか考えた
さて、ぶち抜いてどうしようか、と穴を開けてから考えたのだが、ちょうどいいことに冷凍宅配の発泡スチロール箱が2個あった。竿と竿の間にちょうど乗るサイズだったので、それを並べたら漏っている雨がだいたい受けられるようになった。
雨漏り自体は40cmくらいの円形に散っているので、微妙に拾いきれないところもある。そこはタオルを入れてなんとか受け止めて、雨漏りが天井裏で広がったり、居室に落ちてくる状況は止めた。ここまで10分くらいだと思う。
写真すら撮っていなかった。
悪・即・斬の理で、とりあえず被害を抑え込んだ。