実は自分はファッションに拘りがあるのに、実はファッションについてよくわかっていないのだ・・・。
拘りというのは、私は外出時の服装に独自ルールがある。
- 襟付きシャツを着る
- ネクタイをする
- 長ズボン
なんでこうなったのかは、私自身よくわからない。なんか歪な心理とかありそう。
ただまぁ、ズバリこういう服装にすると決めちゃうと、不自由なんだけど楽である。服のバリエーションを揃えなくていいから。
基本的に模様替えも防寒着を出す/しまうくらい。あぁ、特に寒い日用に、コーディロイのYシャツなんて変則的なアイテムもあったか・・・。
ま、とにかく、あらゆるファッションを試してこの形に落ち着いたってわけじゃなく、なんかこういう形になったので、あまり服を買わない。買ったことが少ない。買ったことが少ないから、買い方が良く分からない。
そんな中でも一番よく分からないのが、「靴」。
一見すると、靴というのは、本来ファッションアイテムでも一番買いやすそうな気がする。
なにせ基本的にサイズが1パラメータしかない。服だったら太さ+長さの2パラメータが最低あって、更にシャツなら首周りだとか袖丈だとか、ズボンなら股下だのいろいろなパラメータがある。でも、靴は大きさしかない。
で、あんまり使い分けもない。頻繁に洗濯するわけじゃないから、数も必要ない。
でもなんかすごく買いにくいんだよなぁ・・・。
まず、サイズが1パラメータしかないわけだけど、26cmだとか26.5cmだとかいうけど、どこの長さなのかさっぱり分からん。
というか、靴によって横に広かったり狭かったりするけど、結局長さ方向しか書いてないから、履いてみないと分からん。下手するとこっちの靴だと26cmがぴったりだけど、こっちの靴だと26cmだと横がキツイ、小指が窮屈とかいうことがある。
ほかの衣類よりフィット感が重要なのに、なんでこんなアバウトなんだ?靴は。
さらに良くわかんないのが、
①お店に行く
②ディスプレイの中から、気に入ったデザインを探す
③自分のサイズをお店の人に出してもらう
↓
●在庫が無い。取り寄せもできない。ほかのサイズならあります。
がめっちゃ多い。ほかのサイズならありますって、他のサイズは要らんがな。牛丼は無いけど豚丼ならありますってんだったら、まぁ今日は豚丼も良いかなって日もあるかもしれない。でも26.5cmの足なのに26cmと27cmの靴ならあるってんならそっちにするわってことある?無いでしょう。
まぁ、全サイズ常時漏れなく置いているわけじゃないのは仕方ないと思う。でも、アレもコレもソレも品切れですってどういうこと?
更に取り寄せもできないし、いつ入荷するか不明ってどういうこと?
つまり、お店に行くとこんな感じで「特定のサイズしかないっす」ってのが滅茶苦茶多い。
これが滅茶苦茶不思議なんだよなぁ。だって、ズボンとかシャツで、「1サイズしかないっす」「取り寄せもできません」なんてまず聞いたことが無い。
結局、少し大きなショッピングセンターに入っているABCマートに行ったら、それなりに良い感じのがあって買った。また、毎度謎なんだけど「2足買うと半額」をやっていた。あまりお金に困っているわけじゃないんだけど、なんか2足買わないと損な気がして2足かった。
¥11,000の靴に・・・¥8,000の靴を買ったので、本来¥19,000のところ、1足目が¥5,500になり、結果として¥13,500になった。1足目が¥5,500となったとみるか、2足目が¥2,500となったとみるか難しいところだが、何なんだこの割引の緩さは。
スーパーに行って、「キャベツに更にレタスを買うと、片方半額になります。」とかないだろう。「2個買うと●●円!お買い得!」とかはよく見るけど、大抵の場合「1個だと¥268のものが、2個一緒に買うと¥499」とかそんなもんだろう。割引率にすると5%前後である。
それに比べて靴は上の例だと28%割引になるわけだし、仮に¥8,000の靴×2だと34%割引になってしまう。コレで商売が成り立つということは、靴そのものの原価率はあまり高くなく、他のことに金が掛かっていると推定できるが・・・
一体どうなっているんだ?靴って。