土鍋

ふとニュースを見ていたら、蒸し器にもなるオシャレな土鍋の記事が目に留まった。

うちは結構鍋をすることが多いんだけど、底にヒビが入っちゃったんだよなぁ・・・買い替えないとと思いつつ、まだ使っている。(貧乏性・・・)

でもそういえば、ひびが入った直後は、鍋の汁気がにじみ出るのか、火にかけた直後はジューって言ってたけど、いつの間にか鳴らなくなったな。

土鍋のサイズを見るために見ていたページには、「ひびが入った時の治し方」が書かれており、ひびが入ること自体は致命的なことではないようだ。へー。もちろん、ひびが進んだら鍋が真っ二つになるだろうから、どっかで買い替えないといけない。が、今のところ進展は無い様だ。


ちなみに、土鍋+カセットコンロを使うようになったのはここ2・3年だ。
実家は電気鍋だったし、妻の実家も電気鍋しか無い様だ。

マンションの居室でカセットコンロを使うのは、ちょっと抵抗があったが・・・まぁ正しく使えばそう危険なものでも無かろう。

とはいえ、要注意なのは違いない。カセットコンロはガスコンロと違って、失火でガスを止める仕組みが無いから、目を離すと危険。
つまり、吹きこぼれたりして火が消えたときに、ガスコンロは止まるようにできているが、カセットコンロはガスが出続ける。結果、周りにガスが充満して爆発事故なんかに繋がる・・・可能性がある。

また、ボンベは温めないと気化潜熱で冷えてガスが出なくなるから、温める仕組みがある。熱源は自分の火しかないから、“火”の熱を使ってだ。暖め過ぎると爆発するものを火で温めているという構造上、上に大きい物を置いたりして放熱のバランスが狂うと、ボンベが異常過熱して爆発する。まぁ、よく聞くやつ。

という訳で、カセットコンロは構造や危険性を理解したうえで注意して使わないと、かなり危ない器具ではある。

まぁ、実際にはガスより液体燃料のほうが危険だ。満タンのガスカートリッジでも、軽油なら250cc相当の熱量しかない。軽油なら数リットル単位で運用するから、引火時の鎮火の難易度でいえば液体燃料が圧倒的に危ない。
ただ、ガスは一気に熱に変換しやすい、つまり爆発させやすいのが危険だ。特に一般的なマンションの場合は、木造住宅に比べて爆風放散孔となる部分が限られるから、警戒するのは合理的といえなくもない。

で、実はそれ以前にマンションによっては火気厳禁のところが結構ある。この前買おうかちょっと悩んだマンションも禁止だった。この辺は結構まちまちで、グレードが高い方が禁止の場合が多い気がする。


まぁ熱源に何を使うかは置いといて、土鍋で鍋を作ると風情があるのだ。ほら。

これを手鍋とかで作っても美味しそうじゃないだろう。(独身の頃のやつ)


んで、一周回って話が戻るんだけど、実はもうちょっといい家が欲しいなーと思っている。
贅沢にはいろんな種類があるわけだけど、自分的に今したい贅沢は「駅徒歩3分」。

ちょっと前まではガレージがある一戸建てだったんだけど、ま・・・いろいろあってね。

で、駅近マンションで何件か見たんだけど、管理規約が見れるところは全部直火禁止なのよね。やっぱり、グレードが高いマンションは直火禁止が多い気がする。

となると土鍋できんやんけ・・・金持ちってやつは風情を知らん・・・と思ってたけど、冒頭のこの土鍋ってIHでもいけるらしい。

それなら卓上IHで保温すればいいよね。
やっぱり、直火禁止だけど鍋がしたいという需要が一定数あるんだろうな。と思った今日この頃。

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