実は先日松阪に出張に行ったんだけども、出張先で体調を崩してしまった。
松阪の仕事を何とか終えて、予定では夜の新幹線で東京に戻るはずだったんだけど、余りに体調が悪かったので、急遽「津」で自腹一泊して帰ることにした。
そしたら妻が東京から心配して駆けつけてくれたので・・・もう一泊して休むことにした。
(つなみに東京から津には2.5時間くらいで来れる。)
のだが、その中日、ホテルでダラダラしているのも勿体ないとのことで、レンタカーを手配して伊勢神宮に行ってきた。
伊勢神宮 内宮
運転は完全に妻にお任せで、私は車でぐったりしている間に伊勢神宮に到着。
伊勢神宮には外宮と内宮の2つがあるらしくて、今回は内宮に行ってみることに。
駐車場から結構歩くので、体調が悪い私はちょっと青くなってきたけれど、なんとか参拝する。
おかげ横丁
駐車場から伊勢神宮までの参道は商店街というか、食べ歩きの街になっている。
残念ながら私は全く食欲が無かった。
が、なんとか甘酒くらいは飲めた。
何件か酒屋さんがあって、原酒の角打ちも楽しめたみたいなので、体調不良が悔やまれる・・・一滴も飲めなかった。(角打ち=店頭で酒を買って、その場で飲めるサービス)
そのうち昼時になって、歩くのもしんどかったので、うどんのお店にて昼食をとった。
伊勢うどん奥の屋 ってとこ。
頼んだのは伊勢うどんと手ごね寿司のセット。
どんな料理かというと・・・調べたら農林水産省が質のいい解説ページを作っているのを見つけたので、引用する。
伊勢食文化圏では、昔から伸ばす手間をかけずに腰の無い太いうどんをつくり、これに味噌だまりを絡ませて食べていたという。伊勢参りが盛んになる江戸時代になると、参宮客にいつでも食べられるようにと、ゆで続けた麺にたまりを掛けてすぐに食べられる店が出来てきた。
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/iseudon_mie.html
漁師が船上でとれた魚をその場でさばいて、手で混ぜあわせたことから「てこねずし」と呼ばれるようになり、主に海沿いの地域で食されてきたが、現在では、農山漁村の郷土料理百選にも選ばれ、三重県を代表する郷土料理の一品となっている。
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/tekone_zushi_mie.html
伊勢うどん手ごね寿司セット・・・¥1,100か¥1,500くらいだったかな。いやレシートあったわ。¥1,500か。
伊勢うどんは、柔らかいふにゃふにゃの温かいうどんに、濃いツユを掛けたもので・・・これが調子の悪い体に偶然ピッタリ。染み渡る。おなかの調子が悪いときは、柔らかくて消化吸収が良い事に加えて、ある程度しょっぱいのが大事。
この伊勢うどんのお蔭か、だいぶ体調が良くなった。
その後も軽く散策するが、連休でもない普通の土曜日だというのにこの混雑具合。凄い観光地だと思った。海外の人はほとんど見かけず、駐車場のナンバーを見ると東京~名古屋~岡山といった、国内一泊二泊圏といった感じだった。
最後に赤福本店で赤福を食べた。
東京を出る時も日本橋口で売っていたんだけど・・・やっぱり本店で食べるのは美味しい。
伊勢うどんのお蔭か体調も良くなってきたので、帰りは松阪によることにした。(続く)
http://curo5170.s1008.xrea.com/x/?p=2074