今使っている超音波洗浄機を買った経緯
うちでは確かセイコーの分割できる超音波洗浄機を使っていたのだけれども、ある日から「ジリジリジリジ」っていう作動音が激しくなって、うまく洗浄できなくなってしまった。分解したら超音波発生素子が剥がれ始めているようで、さすがにリペアできそうにないので捨てた。
そのとき、妻が何かで貰ってきたカタログギフトに、超音波洗浄機というのがあったので、それを貰った。それが今使っている奴。
超音波洗浄機じゃなかった。
今使っているのはこれ。
しかし、凄く煩いのに全然綺麗にならない。
ある日ふと気づいた。
これ構造的におかしくない?ってことに。
どっかに超音波発生源があるはず。恐らく洗浄漕の外側だろう。ここで、超音波というのは振幅が凄く小さいから、ある程度“硬い”材質じゃないと振動が吸収されてしまって、うまく伝わらない・・・はず。となると、プラスチックのような比較的“柔らかい”材質を挟んだら凄く効率が悪くなるはずだ。
だから基本的に超音波洗浄機ってのはステンレス板みたいなのが洗浄漕に使われているはず・・・。
まさかっ
ぱかっ
た、ただの振動モーターやん・・・そりゃうるさくて洗浄できないわけだ。
しらべたら音波洗浄機だった
自分はカタログギフトで貰ったんだけれども、売ってないかなと思って探したら普通に売られていた。
イモタニ・音波洗浄機 ソニッククリーンとある。確かに、“超”音波洗浄機じゃなく、音波洗浄機だとうたっている。
説明を見ると確かに
とあり、どこにも超音波と言っていない。微振動だって言ってるし、むしろ1万”回転”といっている。もうズバリ書いてあるじゃん。だから、凄く正確な表現をしている・・・きがする。このモーターで1万rpm出んのかなって気はするけど。
いや、ミニ四駆のモーター定格見るとそのくらい出そうだな・・・だから、「嘘」はついていない。
とはいえ・・・
とはいえ・・・騙す気満々やん!と思うのは自分だけだろうか。
だって、振動で洗うにしたって、もし本気で微振動で洗う構造にするんであれば、水槽に振動が効率よく伝わる構造・・・つまり台座部分に無駄に振動が逃げない構造にするはず。
ところが完全リジットで台座に繋がっているわけ。これホント、超音波と誤解させる気が無いと、こういう構造にしないだろうと思う。
まぁ、思うのは私の勝手かもしれないが・・・