血圧計(HEM-7281T)を分解した

血圧計が壊れた

私は家で飲むビールはアサヒの黒生が最近のお気に入りで、よくこれを飲んでいる

ある日、寝る前に飲んで少し残っていた状態で寝てしまった。

翌朝妻が片付けようとしたところ、手が滑ってビールをぶちまけてしまうという事故発生。

あとで分かったが、その時に近くにあった血圧計「OMRON HEM-7281T」にぶっかかっていた。

最近は健康管理のために毎日血圧を測っている。
このHEM-7281Tは血圧の測定値を覚えていて、スマホのアプリに転送することができる。転送された血圧データは、専用アプリ上で閲覧出来て、変動なども確認できる優れものなのだ。

その日の夕方も何も知らずに計測しようとしたところ、スイッチの感触がおかしく、電源が入らない・・・強く推すとバキツと変な感触で電源が入ったものの、動かない。おかしい。

そこでビール事件と結び付けて気づいた。ビールを浴びてしまって、つなぎ目からビールが入ってしまったのだ・・・特にこの黒っぽいビールだから、ダメになってしまったか・・・。

確かこれ健康保険組合のあっせんで激安の¥5,000くらいでで買ったけれど、本当は高いんだよな・・・とみてみたら、やっぱりそこそこ良い値段する。(うちの健康保険組合は、機材を配って被保険者がちょっとでも健康になったら元が取れる的な発想で、赤字で機材や薬を配ったりする。)

なんとか直せないかなーと分解してみることにした。

分解修理

HEM-7281 分解」「HEM-7281 修理」で調べてみたけれど、全然引っかからない。

仕方ないのでイチかバチかでばらすことにした。

結論から言うと、ネジ一本で止まってて、後ははめ込んであるだけだった。

ネジはうらっ返すと明らかに「ネジですよ」って感じのここの穴の奥にある。00+と細かく、しかも奥のほうにある。精密ドライバサイズなのだが、ビールがしみ込んだせいか、めちゃくちゃ硬かった。

ネジを抜いてもばらける気配が全然ないので、電池ケースの中を探してみたり、四隅のゴム足をはがしてみたりしたが、他にネジは無い。

意を決して隙間をこじってみると、正解だったようでバカリと分解できた。

タクトスイッチも若干やられてしまっているが、殆どは前面パネル側についているボタンメカ部分が汚損している…隙間にビールの残渣が付着して、可動部の動きを妨げている…ことが原因と分かった。
この状態でタクトスイッチを操作するとちゃんと使えるし。

このままでも良いんだけど、どれがどのボタンか分からなくなるし、運転停止ボタンのLEDが滅茶苦茶眩しくて目がイカレそうなので、おとなしく前面パネルを復旧することにした。

ということで、前面パネルを洗浄した。
具体的には、ボタン部をバラバラにして、洗濯ネットに入れて食洗器かけた。部品が細かくて面倒だったので。

食洗器万能である。
ちなみに、HEM-7281Tは食洗器に非対応である。

そして、自然乾燥。

そういえば白い部分はテプラ。この血圧計はアプリでデータを管理できるんだけど、測定時に誰のデータなのかをスイッチで指定しておく必要がある。1・2としか書いてないので、1が私で2が妻ってここにメモってある。
食洗器掛けたけど剥がれる気配はないから、テプラって意外と強力なんだなと思った。

元通り組み立てて恐る恐る使ってみると・・・ちゃんと動く。

あー良かった。

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