以前書いたけど、うちの会社には「びゅーやん」という問題社員がいる。
- 50代?と結構いい歳である。
- 上司に敬語を使わない
- 上司の言うことを聞かない
- 会話で話を最後まで聞かない。途中でかぶせる
- しゃべるときめちゃくちゃどもる
「だ、だ、だ、だ、だってさ、だってさ、だってさ、だってさ、そんなやり方慕って意味ねーじゃん」
みたいな。遮るときに限らず、会話の半分はこれで始まる。
- お客様にも敬語を使わない
- お客様にも友達にしゃべるかのように話す
- ものすごく大声で電話をする
- 話の内容がめちゃくちゃ
- 海外SVのことをガイジンと呼ぶ
- 都合が悪いことは「んなことしらねーよ」という
- 自分の考えと違うことは「ばかじゃねーの」という
- 気に食わない業務命令は「やり方まで指定するなら、やり方を指定したほうがやるのが普通。当たり前。していするならあんた(上司)がやれ。」という
- 社内で異動させる話が出たが、どこの部署も「やめてくれ」といって実現しない
- 仕事中に私用の電話を大声でする
- たいていは投資か介護の話
- 投資はNISAをなんか勘違いしてうまく乗せられているような・・・
- 実家は資産家のはずなんだが、取引している金額が妙に小さい
- 酷いのはコロナショックの時、ワクチンの予約がなかなか取れないことに対して、会社の固定電話から市役所に文句を延々言っていたこと。
- たいていは投資か介護の話
箇条書きにすると大したことないが、仕事をしていると聞かされる話が本当にストレスだ。
なんつーか、社会人としてそもそも破綻しとるよこの人。
このびゅーやんだけど、会社には彼に対抗する手が無いんじゃないだろうか。
一昔前なら会議室に呼びつけて、延々怒られたり、あるいはこれはもうだめだとなったら、解雇部屋みたいなところに隔離していたと思う。今考えるとトンデモないブラック作法だ。
しかし、一方でこのトンデモない社会人に対して”修正”を加える唯一の方法だったんじゃないだろうか。
ホワイト企業は、びゅーやんに対して無力ではなかろうか。
この先どうなる?
とりあえず会社はまず、びゅーやんの昇進をストップした。
彼の職位ランクは低いところで止まっている。どのくらい低いかというと、私が入社した時と同じランクで、昇進スピードは個人差があるが、だいたい20代後半~30代後半の人のランクである。
でもぶっちゃけ「子供が二人いて家を買うかも」なんて言ったら全然足りない年収だが、独身で実家暮らしなら贅沢しても余るほどの年収である。
先があるのなら夢を考えれば辞める圧力になるだろうが、もう人生も終盤戦の人にはここから逆転なんて思い浮かばないわけで、まぁいいやとなってしまう。
上司はときおり会議室に呼んで注意をしているようだが、その場だけで効果が無い。
私は彼の近くで仕事をするのにうんざりしているのだが、我慢できなくなったときには私が辞めるしかない。
まぁそれでもかまわないんだけど、困るのは私と同じ考えの人がいたとき、その人に辞められたら困るなってときにも、代替手段がないのだ。
これも時流か・・・
もしかすると、日本型の「クビにならない」会社っていうモデルに無理があるのかもしれない。
もともと無理があったんだけど、子弟制度や、出征するかしないかで明暗が分かれるような、ともすればブラックな仕組みがこれを持たせていたのではないだろうか。
もちろん、ブラックな仕組みは是正されるべきで、今の流れは正しいと思う。だけれど、その副作用として日本型の大企業の生産性は低下するというか、「一流の人/一流になろうと頑張っている人」においては、大企業というのは最適解ではなくなってきたのかもしれない。
この先景気が悪くなると、より労働者/雇われるほうを守ろうという方向になっていくだろう。守るというと聞こえはいいが、逆に言うと雇うほうを縛るのと同義である。
それならば、雇われる立場でいればいいじゃないかと思うかもしれないが、雇う側も雇われる側も、結局同じ「会社」という乗り物に乗っているのだから、不当に雇う側をたたけば、乗り物自体が損なわれて、雇われる側にも不利益を生じるのではなかろうかと思う。
そう考えると、そういう世界になったら一人親方とか、請負なんかが強いアドバンテージを持つんじゃないかな。
