仕事帰りを待つってこういうことか

夫婦の役割分担には色々な考え方があるけれど、とりあえず我が家は共働きを選択している。
まだ子供が居ないからであって、子供ができた後どうするか・・・は未定であるけれど。

ぶっちゃけ私の年収だと、贅沢をしなければ妻が働いていなくても食ってはいける。ちょうどいま家を探しているけれど、もし妻が働いていなければ通勤の要件は緩和されるから、同じ家なら一千万くらいは安く手に入る。これは妻が働かないときの収入減少10年分くらいに相当する。

まぁそういう意味で経済的合理性はあんまりないのだが・・・。

働く楽しみを知ってほしい

ぶっちゃけ、私は若いころ働きたくなかった。3億円くらい手に入れて、投資して利子で細々と食っていく生活がしたかった。いわゆるFIREってやつだ。

毎日ゲームして、野菜で育てて・・・ボロ屋を自分の好きなように作りこんで・・・ボロ車を修理して・・・みたいな。

ただまぁ結局、一番楽しいゲームって仕事なんだよなぁ。

ゲームって結局なんでするのかって、たぶん「射幸心」を刺激するんだと思うんだよな。
射幸心で思い出したけど、私がいつも読んでいる←ズイショ→さんに、人間愚か―って感じの面白い記事があるんで、長い文書をずらっと読める人はぜひ読んで欲しい。

いや、仕事はもっと神聖なもので、射幸心なんてものと結びつけて考えて欲しくないってのも分かる。

でもビジネスっていう社会の流れに自分の時間や労力を突っ込んで、給料とかキャリアとして返ってくるのを期待してる。絶対に返ってくると決まっているわけでもないし、ひょっとしたらいっぱい返ってくるかもと期待を寄せている。これはもうゲームと変わらない。

ゲームと違うのは、タップした次の瞬間に答えが出ないことだ。成果が見えるまで時間がかかる。下手すると年単位で。だからつまらない。
すぐ答えが分かったほうが楽しい。だからゲームは面白い。

でも、歳も40歳が見えてくると、そろそろ昔の行動の結果というのが見えてくる部分がある。あの時はホント無駄だと思っていたことが、凄くまわりまわって自分を助けてくれたり、人から尊敬されるネタになったり、お金やモノに変わったり・・・

もちろんあれは失敗だった。決定的に。とか、損をした恥ずかしいとか嫌な答え合わせもあるけど・・・ま、とにかくゲームでタップして正解・不正解って表示が出始めた状況になってきた。

そして現在進行形でそれに影響を及ぼせるわけだから、面白くなってきちゃうわけだ。

これは、予め仕込んでおかないと楽しめない。

妻とは専攻が違うので、どういう形でそういう仕込みができるのか分からないけど・・・でも、仕事よりやりたい活動・趣味で射幸心のループが大きいようなこと柄が無いなら、一番手っ取り早いのは仕事だと思って、妻には何でもいいから働いてみなよと、言っている。

妻の帰りが遅い

で、前振りが長くなったけれど、まぁ色んな苦労がありつつの、最近は職場で重要なポジションになったようだ。
これが正解なのか、はたまた不正解なのか分からないが、最近の苦労が一つの結果として返ってきて、面白くなってきたようである。

このため、妻も遅くまで残業するようになってきた。

私のほうは業務目標に「残業を減らすこと!」とぶっこまれるくらい残業を削っているので、下手をすると妻より早く変える様な日も出てきてしまった。

すると、私の方からlineで「いつ頃かえりそうか」「晩飯は何にするか」など問い合わせることが多くなったわけだけど、当然仕事中だからすぐ帰ってこない場合もある。

全く返信の無いまま、突然22時とかに「今から帰る」などとくる場合もある。今日は遅いのかなと家でブラブラしていて、突然玄関から「ラインしたのに~」と聞こえたりすることもあった。

なるほど、家で待たされる側はこういうものかと思った。

相手は仕事だから文句も言えない。ただ、内心ではこちらの問いかけに対してしかるべきタイミングで回答が欲しかったり、帰る時間はもっと予め言ってほしかったりする。職場と家で流れる時間の速さも違うから・・・
いらだたたしいという訳では無いし、不満と言うほどのものでは無いのだけれども、待つ方も意外に疲れるものだ。

かくいう私も変える時間を連絡するかは、かなりまちまちで、帰る連絡をしない日も結構ある。
まぁ、連絡したところで早く帰れるわけでもないし、遅くなるのは仕事だからしょうがないっしょみたいなところがあった。

なかなか想像では分からない苦労というのもあるものだ。

妻の繁忙期がいつまで続くのかは分からないが、私も遅くなる時の連絡方法について少し考えなくてはと思った。

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