さて、唖然としつつ、とりあえずエンジンを切り・・・ちょっと考えて警察を呼ぶ。
確か人生で交通事故にあう確率は平均して一人一回だったから、二回目の事故?である私はもう玄人である。まず損傷を拡大させないようにエンジンを切る。後々保険を使うかもしれないし、とりあえずデメリットはないので警察に来てもらう。
110番するほどのことじゃないので、近所の交番に掛けたがつながらず・・・警察署のほうに電話してみたら繋がって、さっと来てもらった。
自宅の前に監視カメラがあって、絶好のアングルから映っていたのでお巡りさんにも見てもらって「あーなるほどね。ハイハイ。自損で上げときます。」って阿吽の呼吸で事故届を作ってくれた。
ついでに、「この場合、自損と言いつつ道路付帯物と衝突なので道路管理者との事故になります。相手が側溝なんで賠償関係は生じないと思いますが、一応ここの道路の持ち主が市なので、市に連絡してください。警察からも市に連絡しときますけども。」ってことだった。たぶん、ガードレール相手とかだと、ガードレールの修理代とかの話になる場合もあるんだろうね。
さーてどうすっかな。敷地に収まってはいるが、ちょっと恥ずかしい。
妻は相撲取りなので車を持ち上げてグレーチングを引き抜いてもらう

あーバンパーももげとるし、苦労して付け直したアンダーカバーも・・・やれやれ。
手で押して車庫に入れる。
とりあえず自分の車両保険をつかうことになるかなーと、保険会社に自損事故の一報を入れて、お決まりの「お怪我はございませんでしたか?」に「大丈夫です」と答える。
そのあと数日後、車から緑の液体が垂れてくるのが気になる。ガレージが汚れるので、簡単に分解して掃除してもいいかと保険屋に無茶ぶりしてみたら、写真撮っとけばいいよっていうんでばらしてみた。

やっぱりコンデンサに穴が開いて、ひん曲がっちゃってるなぁ。
コンデンサというのは、いわゆるカーエアコンの室外機だ。エアコンは冷やすために使われるわけだけど、車内を通ってきた冷媒をポンプで圧縮すると、エネルギーが凝縮されて冷媒がチンチンに熱くなる。
その冷媒をこのコンデンサーに溜めるわけだな。チンチンに熱くされた冷媒のほうが周囲の空気より厚いから、冷媒は少し冷める。この少し冷めた冷媒を車内に送って、車内で圧を下げるとエネルギーが分散して冷たくなるので、車内を冷やせるわけだ。
このコンデンサーはラジエータの前についているのが一般的。冷媒のほうが冷却水よりは温度が低いからだ。国産の車だとただのクネクネしたパイプだったりするんだけど、Z4はザ・コンデンサーみたいなのがついている。

どうもバンパーの裏で激突したときに耐えるためのバーと、コンデンサーの間にグレーチングが挟まって、コンデンサーをぶっ壊してしまったようだ。やれやれ。
(つづく)