失礼クリエーター

マナーブームとかあったじゃない?
あれで量産されたマナー講師って職業がある。

本当に必要なマナーを教えてくれるのはありがたい。
マナー講師様である。

一方で、教えることが無いと仕事が終わっちゃうからって、謎マナーを作るマナー講師が台頭してきた。教わる方も「へぇーそんなのがあるんですか!」のほうが得たものが大きく感じるしね。
謎マナーを作るっていうのは、これまで失礼じゃなかったことを失礼なことにしちゃう、って意味で失礼クリエーターといったほうが適切だという。

なので、私はマナー講師と失礼クリエーターは明確に分けて理解している。

その中で、「了解しました」をクリエイトしたクリエーターを調べてくれたのがこの話。

https://liginc.co.jp/246919/2

つまり「了解いたしました」の失礼はこの人の作品ということらしい。

ただ、他にもいろんな作品があるけれど、全部が全部この人のものという訳ではない。


マナーなんてこのくらいシンプルなほうが良い。

・・・と、思って読み返したら、結構あれはダメこれはダメって書いてあるな。

書き方が柔らかいせいで、「なんだテーブルマナーって言っても堅苦しくないんだな」という印象を受けただけだろうか・・・


マナーって大事だし、無自覚にやってしまうマナー違反が無いか不安ではある。それについて体系立てて教えてくれるマナー講師というのは意義のある職だと思う。
ただ、難しいのがあくまで一般論を題材としているから、他のマナー講師に対して差別化が難しい。付加価値を生み出していくのが難しい職種でもある。

だからといって、自分の感じとかをさも一般論かのように謳って新たなマナーを作ってしまう、その慢心には嫌悪感を抱かざるを得ない。自分に賛同するものをマナー優秀者とする一方、賛同しないものを暗にマナー違反者とする面など、「自己の栄達を図るために他人を貶める輩」に含められてもおかしくないと思う。

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