最近、パソコンの動きがちょっと遅い気がしてきた・・・
自作PCを使っているので、時々中身を入れ替えているんだけれど、何度も入れ替えている故に前回いつ何に入れ替えたのか全く覚えていない。
そこでCPU-Zでちょっと確認した。
現状確認
うん、クッソ古かった。
まずCPUなんだけれど、Core i3の3240だった・・・。
Core iというのはIntelの一般的なCPUシリーズ。iの後の数字が大きいほど高性能。i3より下にCeleronシリーズ、上にXeonシリーズがあって、Celeron→Core i3→Core i5→Core i7→Core i9・・という具合に性能が良くなっていく。なんでこのときi3にしたんだっけかな。CPU以外もまとめて交換したから、とりあえず動くのを確認して、後日良いのに変えようと思ったんだっけかな。
で、問題はそこじゃなくて、後ろの”3240″ってところ。
Core i3もiPhoneのように1・2年ごとにNewモデルに代替わりしていて、ここの型番が1000ずつ上がっていく。Core i3 2240→Core i3 3240→Core i3 4440みたいに。
あとの3桁は細かい性能を示している。
そして現在最新のCore i3はCore i3 14100である・・・。うーむ。iPhoneで例えると、いまiPhone14が売られているのに、iPhone3を使っているようなものである。どおりで遅いわけだ・・・(これより遅かった会社のPCにも驚きだが/駄々こねて買った新しい奴は確かに家のPCより速い)
ということで部品を変えようと思う。
変えるにしてもどう変えるか・・・
さて、しかし別に凄い仕事を家でやるわけでもないから、最新型をそろえる必要はない。もうちょっと前の奴でいいのである。
というわけでパソコン工房の中古で組もうと思う。
となると、どの辺の世代のものをターゲットに部品を集めるかだが・・・今のものからどのくらい性能が良くなるかを考えないといかん。
例えば、最新型の一番グレードが低いやつと、古いけど一番グレードの良いやつが同じくらいの値段で買えたりすると、後者の方が性能が良かったりするわけだ。
そこで、性能はベンチマークスコアと言って、一定のソフトの処理時間で計った処理時間/量でだいたい比較するための仕組みがある。
i3-3240だと・・・
こんな感じ。
これをいくつかのパターンで比較すると・・・
①いまのi3-3240
②いまのi3-3240と交換できる高性能なCPU=i7-3700
③最新型の一番安いCPU=Celeron G4300
④最新型で今のと同じグレードのCPU=Core i3-13100F
⑤最新型で今のと同じグレードで別メーカーのCPU= Ryezen3 4300G
となり、いずれのケースでも今よりは速くなる。
特に面白いのが、②のCore i7-3770Kに交換パターンが、最新型である③Celeron G4300に交換より速そうってことだ。
ちなみに②ならCPU交換だけで良く、③~⑤はマザーボードやメモリも交換が必要になる。となると、③はやるだけ無駄である。
そこで②について調べてみた。基本的にはCPUの中古品を買って替えるだけだから簡単である。
中古相場は5千円前後のようだから、改造費は5千円で終わる。手間も少ない。うーん魅力的ではある・・・。
Window11対応も考えないと・・・。
ちなみにWindows11ってどのくらいのスペックが必要なんだろう?
確認したら・・・
わたしのPCの場合はCPUがダメ。やっぱりか。
調べたらCore i7でも第10世代のものが必要なので、Core i7-3770Kに交換してもWindows11は動かせない。逆に何故かCeleron 4300Gは対応なので動く。重いかもしれないけど。
すっかり忘れていたが、Windows10のサポートは来年の11月までだ。
別にWindows10でも困っていないし、会社や周辺も当面はWindows10にしがみつくではあろうと思う。
ただ、エンジニアであるはずの私が、率先して古いものにしがみ付くわけには行かない。せめて自宅では現行に触れて、それを基にあーだこーだとマウントを取らねばならない。
となると、対費用効果が悪くない範囲で最新のものに入れ替えることも考えるべきだろう。
(つづく)