モニターの捨て方とダイソー

そういえば先日、昔東広島のパソコン工房で買ったモニターが壊れたので修理した、って話を投稿しました。
修理したのは妻に良いモニタを使ってほしいなってのもあるんですが、正直今時はモニター1枚捨てるにしてもリサイクル料やら大変面倒くさいからってのもありました。

というのも、私はパソコンを買う/売る/改造するってことはあっても、捨てるってことはこれまで無かったんですよ・・・。そこで調べてみると粗大ごみには出せない法律ができているのです。

使用済みのパソコンは、資源有効利用促進法により、メーカーによる回収とリサイクルが義務づけられています。個人に利用されていたパソコン(家庭系パソコン)と、企業等により事業で利用されていたパソコン(事業系パソコン)のどちらについても、メーカーに回収・リサイクルしてもらうことができます
・・・(中略)・・・

なお、家庭系パソコンについては、小型家電リサイクル法に基づく回収システムを利用することもできます。小型家電リサイクルについては、こちらをご覧ください

経済産業省 https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/kaden/index02.html

というわけで、回収してもらう必要がある・・・面倒。しかし、「メーカーに改修・リサイクルしてもらうことができる」とあるので、まぁ手順を踏めばやってもらえるには貰える。

上の経産省サイトで、各メーカーの改修窓口へのリンク集までご丁寧に用意してくれている。

三菱電機のサイトに飛ぶと・・・

「PCリサイクルマークが付いたディスプレイ」新たな負担はありません
「PCリサイクルマークが付いていないディスプレイ」以下の料金をご負担いただきます

CRTディスプレイ 4,000円(税抜)
液晶ディスプレイ 3,000円(税抜)

なんだよ!PCリサイクルマークなんて付いてないよ!有償で三千円かよ!バーン!と、閉じて修理の方向にまい進したんだけれども・・・

このブログを書くためにもう一回読んでみると、下のほうに

PCリサイクルマークのお申し込み

「PC リサイクルマークが付いていないディスプレイ」を2003年10月1日以降にご購入いただいた個人ユーザー様には、PCリサイクルマークをお申し込みいただくことにより、無償でPCリサイクルマークを提供致します。

とあり、マークが無くても無料で提供してくれるらしい。送料はまた別に掛るんでしょ?と思ったけれど、回収手順を確認したところ送料も要らないらしい。
え、それじゃ、ちゃんと手続きすれば完全無料で回収してくれるんじゃん・・・。

「ディスプレイ」「廃棄」で検索すると、一杯業者が引っ掛かるんだけれど、基本的に

①パソコンが含まれていれば無料
②モニター単品は有償

とあり、今回のケースだとだいたいの場合は少額の処理費が掛かる。
自分も、“三千円払うくらいなら、モニター単品も回収する業者に¥1,500払って回収してもらおう”かなと思っていた。

何事も短気だと(よく調べないと?)損をするんだなぁとしみじみ思った。たかが数千円だけど、それの積み重ねですな・・・たかが¥1,500で大げさなといっても、100均で15個物が買えると思うと、結構な額だし。


と、ココで強引に100均に繋げたけど、ちょっと前に「近畿用品製造株式会社」という会社の倒産速報が回っていた。

「なにわ金融道」の影響か、帝国データバンクはウォッチしているのだ・・・

「近畿用品製造株式会社」ってなんか聞いたことがあるんだけど、なんの会社だったか全然思い出せなかった。記事を読んでわかったけど、大手100均に商品を供給している卸売りだった。

帝国データバンクの記事は発表後にちょいちょい黙って改訂されるんだけど、最初に読んだ時は大手じゃなくダイソーの専属的なことが書いてあった。債権者にも挙がってたような・・・。さすがに名指しでダイソーは良くないかなって訂正したのか、その他の御三家にも深く密着していて特別ダイソーと表現するのが不適切だったのかは分からない。

帝国データバンクのアイキャッチは収納ケース類になっているけれど、どちらかというと文具類(ノートとか封筒とか)が強かったようだ。ググった感じ的に。

で、そういえばダイソーといえば100円均一の先駆けというか、100円均一という業態を生み出した開祖というイメージがある。どういう会社なのかなって気になった。

株式会社大創産業(だいそうさんぎょう)は、広島県東広島市に本社を置く、100円ショップダイソーDAISO)を運営する日本の企業である。日本国内に約3,300店舗、世界26の国家・地域に、約2,000店舗を展開している[1]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%89%B5%E7%94%A3%E6%A5%AD

えっ!?東広島に本社があったの?知らなかった・・・
先で壊れて直したモニターを買ったパソコン工房との位置関係はこんな感じ。結構すぐそばね。
東広島にはちょいちょい行っていたけど、ダイソーの本社のあたりは行ったことが無かったな。

ダイソーというとかなり大企業のイメージがあったけれど、本社は意外と小さかった・・・正社員だけで677人、パート含めて2万4千人という訳の分からない桁数の規模だから、間違いなく大企業だけど・・・まぁ本社工場で物を作っているわけじゃないだろうから。
しかしそうか、そんなに大きい会社が東広島にあったとは。東広島はなんか潤っている雰囲気のある町(ショッピングモールが2つもあったり、道路がやたら混んでいたり)だったが、ダイソーの影響もあるのだろうか。

ちなみに、100均といえば私の中ではダイソーなのだけれども、

1985年3月に有限会社ライフの創業者・松林明氏が愛知県春日井市に日本初の100円均一店をオープンし「100円ショップ」と命名して販売を開始したのが始まりです。

https://www.homemate-research-discount-shop.com/useful/18064_shopp_065/#:~:text=1985%E5%B9%B43%E6%9C%88%E3%81%AB,%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E3%81%99%E3%82%8B%E5%B0%8F%E5%A3%B2%E5%BA%97%E8%88%97%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

とあり、実は日本初では無かったようだ。

100円均一を考えた森林明氏って今はどうしているんだろうとググったら、一発で出てきた。

「100円ショップLIFE」を立ち上げた100円ショップ“生みの親”松林明さん(63才)は、「商品の質とデザインはさらに進化するでしょう」と断言する。

https://www.moneypost.jp/260525

いまは100均に卸す商品を生み出す仕事をしているらしい。すごいなー。
しかも、この記事ではダイソーの社長にも触れていて

大創産業の矢野博丈会長(74才)もまた、「人間には先を見通す力などない」と断言し、ダイソーには確固たる経営計画が存在しない。それどころか、口癖のように「ダイソーはいつか潰れる」と言い続けてきた。

https://www.moneypost.jp/260525/2/

とあり、ダイソーの社長もエライ鋭い人のようだ・・・本が出ているようだからちょっと読んでみたくなってきた。

https://www.amazon.co.jp/%E7%99%BE%E5%86%86%E3%81%AE%E7%94%B7-%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%BC%E7%9F%A2%E9%87%8E%E5%8D%9A%E4%B8%88-%E5%A4%A7%E4%B8%8B%E8%8B%B1%E6%B2%BB-ebook/dp/B07HH5J3Q4/ref=tmm_kin_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=

というわけで、今日も余計なところに興味が飛んでいく・・・