リモートワークしたい

仕事もプライベートも、もっと時間が欲しい

「職場の愚痴」というカテゴリーを作ったほうが良いかもしれない。

末の弟に子供も生まれ、私ももうそろそろ子供を作らないと・・・と思う今日この頃であるんだが、それに関連して思うのがリモートワークの重要性だ。

私は仕事柄忙しい・・・忙しいというのは語弊があるか。一定の成果を出すためにひたすらパソコンの前に座って、モニター上で資料を見比べては、新たに資料を作ったり、ということを繰り返す必要がある仕事と言ったらいい。
つまり、単純に力を入れたら短時間で成果が出るって仕事じゃなく、効率の問題はあるけれど作業時間にある程度成果が比例してしまう仕事をしている。

ついでに言うと報酬も時間に比例している。基本給があるが、残業したら同じ割合で残業代がもらえるから、文字通り比例している。

なので、普段は8時に出社して、早くても20時、遅いと23時くらいまで作業をして退社する。

独身なら、このままでも何の問題も無いのだ。問題なのは家族との時間だ。
このタイムスケジュールでは、1日に家族と一緒にいる時間は1~4時間程度になってしまう。もし子供ができたとしても、一緒にいる時間はかなり少ない。

まぁ昭和のサラリーマンとしては別に珍しいことでは無い。私の父は比較的時間に余裕がある仕事だったが、それでも平日は夕飯時にやっと帰ってくきて、家では食卓で話をして、私が知っている父は寝ている姿が多かった。いや待てよ。私の育ちからすると、平成のサラリーマンか。

ただまぁ、ぜいたくを言えば「もっと家族といる時間」を増やしたいし、矛盾するが「もっと仕事をする時間」を作りたい。

「もっと仕事をする時間」はマゾヒズムを感じさせるかもしれないが、そうではないのだ。私は何か作るというのが凄く楽しみで、仕事もそれに近いような仕事であるから、半ば趣味みたいなところがある。更に、仕事だから嫌な部分もある。ただ、その嫌な部分というのは時間を掛けることで緩和できるのだ。

間違った方向だけど、人にお願いすることを自分でやったら嫌な思いをしなくていいし、入念にチェックすればミスをして誤る可能性も減る。時間を掛ければ作りこんでいい物ができて、性能が悪いことでむかむかすることも減る。というわけだ。

接客業とか営業職だったら、嫌なお客さんがいるだとか、自分ではコントロール不能な嫌なことが降りかかってくるのかもしれないが、少なくとも私の仕事上の嫌なことは、大抵の場合時間が無いことが発生要素の一つになっている。私の能力不足なんていうのも、能力も時間で買えるという考え方だってできる。まぁ時間ってそれだけ重要なものだしね。

だから極論すれば、「家族といる時間」をガチッと確保したうえで、隙間は全部「仕事の時間」にしたいわけ。もちろん、休暇とか余暇も別途必要だけど。

唯一の解(魔法の杖)

そうなると、リモートワークというのは「魔法の杖」だと思うのだ。私は。

まずリモートワークにすることで通勤時間を0にできる。私は今も通勤時間を意識して自宅を選択しているから、世間一般的には圧倒的に通勤時間は短い。 でも、それでも家から会社まで20分くらいかかるし、着替えたりなんなりで5分くらい、片道25分くらい使っている。 往復で概ね1時間だ。おおよそ月20日出勤するとして、2~3日分は時間が浮くことになる。

もう一つは小割にできるということだ。 例えば私が家族に夕食を振舞いたいとなると、18~20時の時間を「家族との時間」に使うことになる。今は大人二人だからまだ何とかなるかもしれないが、子供が出来たら食事の時間を24-25時なんてできないから。
こういう、時間のずらせないタスクってのがどうしても出てくる。これから先。

こんなとき、 リモートワークが無いと、「仕事の時間」を08~17時にするしかない。

本当は、18~20時の時間を「家族との時間」にして、残りの20~23時の時間を「仕事の時間」にしたい。しかし、再出勤なんて聞いたことが無いし、仮に許されるとしても前述の通勤のコスト比率が高くなる。
リモートなら簡単にできてしまうことなのに。

まぁ、もちろん代替手段だってある。
通勤時間も真剣に考えるなら、もっと近い・・・仕事場の隣ぐらいのところに家を借りればいい。

時間の小割問題だって、例えのように「夕飯の時間」と時間の決まっているスケジュールがあるなら、それに合わせて時間をシフトすればよい。20時に寝れば4時間前にシフトできるから、4時に出勤して4時間余計に仕事をすればいい。
それに仮に家が職場の隣だったら、再出勤だって現実的かもしれない。

ただ、理論上可能かどうかってことと、コストが低い(合理的)だよねってことはまた別問題だ。
職場に無理に近いところに家を持とうとすると、妻の通勤時間や子供の通学距離、或いは取得費用や広さなどが絶対に犠牲になる。ある程度広い範囲から選べる場合に比べて。

トータルバランスで見るとリモートワークが最適解だよねって私は思う。

ただ、今の勤務先では、リモートワークには非常に否定的なのだ・・・。

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