ベランダからハトを追い払った

(もともと「ベランダから鳩を追い払った」の1ポストだったんだけど、後から読み返すと長いので分割した。) ことの発端 ことの発端...

追い払いデバイスを作った

鳩がいつの間にか飛んできているようで、鳴き声がしなくても「もしや」と覗くと居たりする。
ここが巣に適さないと知らしめるには、滞在時間を短くする必要がありそうだ。ということは、飛んで来たらすぐ追い払わねばならん。

とりあえず余っていた”見守りカメラ”Tapo C200をベランダに置いて、飛んできたら即追い払う作戦に出た。Tapo C200には“動体検出機能”というものがあり、画像内で何かが急激に動いたことを検出し、スマホに通知を出してくれる。

この機能を使って、鳩が飛んできたらスマホに通知が来るから、それを見て即追っ払いに行くという訳だ。
ちょうどリモートワークの日で、一日中家にいるから、都合が良い。リモートワーク様様という訳だ。

・・・

この作戦は一定の効果を上げたけど、丸一日繰り返してもダメだった。追っ払ってもまた来る。
しかも不定期に来るもんだから、こっちが集中できない。仕事の効率が落ちてしまう。

それに、毎日リモートワークってわけじゃない。出張の日もあるし。
鳩はすぐに卵を産み、卵を産むとさらに厄介だというから・・・追い払えない日が続くことになればまずい。
遠隔操作で追っ払うことはできないだろうか?

丁度ここにTapo P105スマートコンセントというデバイスがある。これを使えば、クラウド経由、つまり外出中もインターネットを経由して、コンセントを入り切りできる。

コンセントが入れば動くような家電を使って、鳩を追い払うアクションが出来ればよいのだ。

なんか都合がいい家電は無いかなぁと家の中を探したのだが・・・一番ましなのがサーキュレーターか。
最近の家電はみんな電子制御が入っているから、運転状態でコンセントを抜いて、さし直しても勝手に回らないようになっている。このサーキュレータは単なるスイッチで制御しているから、スイッチを運転位置にした状態でコンセントを刺せば回る。

問題は風が一方向に出るだけだと追い払い効果が怪しいし、ファンが糞とか羽を吸い込むのは嫌だなぁと。

こいつは都合が良いことに、爪を抉ると前半分のガードが取れて、羽が露出する。
そこで上向きにして棒を括り付けた。

この状態で回せば棒が回るが・・・高速で回って危ないんじゃないかと思った。でも杞憂で、全然回らない・・・扇風機はトルクが無い様で、モノを回すような動きをさせると、全然スピードが出ないようだ。

何とかバランスを取ったり負荷を減らしたりして、一応回る用にはなったが・・・ペチッペチッという程度で全然攻撃性はない。でもまぁ威嚇くらいにはなりそうだ。

全自動迎撃システム

更にTapoには”スマートアクション”という機能があって、これを使うと簡単な自動動作が組める。
これを利用して
①鳩が飛んでくる
②鳩を見つけたC200が「動体検知アラート」を出す
③スマートアクションでP105へ1分間ON指令を出す
④スマートプラグが通電する
⑤迎撃装置(サーキュレータ)が回って追い払う

・・・という装置を作った。

効果は・・・絶大?か分からないが、全自動で追い払えるようになった。めっちゃ楽。

でも、だんだん慣れてきてしまったようだ。動画は時系列順にしているけど、終盤程反応が薄くなっていく。この調子だとそのうち慣れてしまって、射程外に巣を作りそう。

であれば、もっと強力で射程外を埋められるように複数個設置しないといけないし、長期運用だと雨にも濡れるだろうから防水にしないといけない・・・

とロボット用のギアードモーターを使って試作を始めた。

始めたんだけど、この翌日からパタリとこなくなった。

案外効果があったということか・・・?


というわけで・・・もしベランダにハトが巣を作ってしまって、追い払って追い払っても戻ってきて絶望している人に届けば・・・

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