どうもこんばんは。
私は週休二日(土日休み)のビジネスマンですが、週末の今日も新幹線で移動中です。土日は休みですから、土日の仕事には割増賃金が付くぶん稼ぎ時です。
今日は東京から名古屋に新幹線で向かっているところです。
この東海道新幹線には、月にだいたい3往復くらい乗っています。
主な目的地は静岡・名古屋ですかね。
一時期はコロナショックのおかげで乗客数が少なく、昨年末などは車両1両に私ともう一人くらいしか乗っていませんでした。ところがコロナも風化し、昨今では日本橋口(東京駅の東端の入口。VIP入口とホールがある。メトロ乗り換えの近道)では学生の団体がたむろしているし(卒業旅行かな・・・)、朝の時間などは4~5組くらいのパックツアーの人たちが出発を待っていることが多いです。
また、金曜日の込み具合も多少戻ってきまして、今日も座席は3人掛けの真ん中を除くとほぼ満席といった趣です。
ここで、私が新幹線に乗るときいつも気にするのは、窓際座席が取れるかどうかです。なぜかというとコンセントがあるから。コンセントがあればノートPCがバリバリ使えますので、仕事ができます。移動中仕事ができれば、本来仕事をしているはずの時間にさぼったり休暇を取ったりできるはずです。(しかしなぜかそうやって作った隙間時間も仕事で埋まる。)
ところが今日は窓際・壁際の座席が取れず、3列掛けの通路側の座席になっちゃいました。
という愚痴を妻にしたところ、「え?壁際座席以外にもコンセントあるよ」と。
そう、私も新幹線の設計に多少かかわっていた時期もあることから、それは知っています。
東海道新幹線にはN700系というモデルの車両が走っており、更に言うとN700系にはN700無印と、N700A、N700Sの3種類あるんですよ。あとに行くほど新しい。私はブレーキしか関わっていないので、この辺は鉄道オタクの方の解説に任せるとして、N700とN700Aは壁際にしかなかったコンセントが、N700Sでは「ひじ掛け」に移されているため、どの座席でもコンセントを使うことができるのです。それは知っている。
しかし、N700Sは台数が少なくて、まず当たった記憶が無い。
ところが、幸運なことに今日はN700Sでした。
ひじ掛けにコンセントがあるなんて最高。これで充電しながらバリバリ仕事を・・・と思ったけど、気分はもうオフモード。したがって、このような駄文を書いている始末です。
ところで、ひじ掛けにコンセントがあるのですが、よくよく観察してみると3人掛けに対して4つコンセントがあることに気づきます。そう、全部のひじ掛けにあるのです。
本来は3つあればいいと思うのですが・・・N700のシートは進行方向に合わせて回転させるので、端の座席の人が左右のどちらにコンセントがあるか混乱しなくていいようにかな・・・。と思ったりします。
ところで、今日持ってきたDELLのパソコンは左に充電口があるので左のコンセントが使いやすいわけです。ところが名古屋に向かっている三人掛けだと、右が通路、左が隣の席です。
ふと、ここで私は左のコンセントを使ってよいモノだろうかと。
いやなぜかというと、仮にですよ、窓際の人のパソコンが右にコンセントが付いている機種とかだったりしたら、お互い中央座席の人のひじ掛けから取るから、中央座席の人のコンセントが無くなりませんか!?
今日は中央座席は空いたままだったし、窓際の人は寝ていてコンセントを使っていなかったので、このような心配は全く以ての無駄なのですけれども、先にも書いたように昨今コロナが明けつつあり乗車率が高まっています。
コロナが起こる前は、金曜日に東京に帰る新幹線などは真ん中座席でも座れたらマシ、下手すると3本後じゃないと乗れないなんてことがザラにありました。そうなると、こういう状況も十分考えられるわけですよね。
まぁ、日本には「空気を読む」という文化なのか障害なのかよくわからない特性がありますから、譲り合いの精神で特段のトラブルにはならないわけです。
もし海外・・・たとえば北米の新幹線だったらどうなるんだろう?これ普通に中央座席の人がこういう状況になって、銃の打ち合いとかになるんじゃないだろうか。ブラッドトレインみたいに。
https://eiga.com/news/20220823/10/
まぁ、北米に新幹線は無いだろうな・・・と、思ったんですよ。調べるまでは。
調べたら、いま、テキサスに新幹線を作っているところだとか。車両もまんまN700系新幹線です。」
クソコラかと思ったんですが、Wikipediaなどにも色々掲示されていて、私の英語力ではどうもフェイクっぽい要素が見つけられなくて、ガチで作ってそうな雰囲気です。
ざっと目を通すと用地問題が今年やっと解消したので、予定より遅れつつも来年あたりから着工の様子。2026年開業を目指している(用地問題の遅れが織り込まれているかはよく読み取れなかった。英語勉強しないとね・・・)
車両はThe line was expected to use a variation of the N700 Series Shinkansen modified for export, referred to as the N700-I.[20] However, following the launch of the N700S in Japan, focus has shifted onto this newer model.とあり、2009年の構想段階では当時最新型だったN700無印を輸出向けに改造したN700-Iを使う予定だったが、どうも現在の最新型であるN700Sを採用できないか検討しているらしい。
普段乗っている新幹線が北米を走る日が来るとは・・・改行したら乗り比べに行きたいなぁ。
もっとも、東海道新幹線の優れているところはこの車両にあるのではなく、シームレスにチケットを調達できるSMART-EXシステムにあると思っているので、どこまで再現されるかはちと分からんところ。
でもやっぱり本当に作るとは思えないけどなぁ・・・起点駅(というか3駅しかない)のDALLAS STATIONの建設予定地なんて、全く駅作る気配がない。用地としては既存鉄道に沿うような形になっていて、それっぽい計画図は乗っているけれども・・・建設はそれなりに難工事になりそうだ。
何より疑問なのは、休暇が取れるかどうかってことだけど・・・仮に完成するとしたら2035年くらいじゃないかな・・・