今年もやってきた・・・妻の誕生日。
毎度毎度プレゼントで悩むのだ。去年はマッサージ器、一昨年はアップルウォッチ、その前はAirPods、その前はiPhoneだったかな。
今年は何にするかなー。
妻へのプレゼントというのはみんな結構悩むようだ。
私の先輩の多くは「あげない」という選択肢が多いみたい。もちろん「あげる」派もいる。
一応、私の方針はこんな感じ。
プレゼントは事前に本人が欲しそうなものを聞き出して・・・というのがオーソドックスではあるとは思うんだけれど、私は妻に対してこれはちょっと違うかなと思っている。子供に対してなら良いと思うんだけどね。
どういうことかというと、私と妻は経済的に対等の立場でいる。稼ぐ量は違うが、“立場”としては一緒、つまり共同経営者のようなものだと考えている。
なので、欲しい物に対して私は「許可」をする立場に無いのだから、「妻が欲しい」「妻が必要としている」ものは、私が買ってあげる必要はなく、妻が自分の判断で買えばよいのである。金額が大きいのであれば共同経営者として賛成/反対して、場合によって差し止めを求める権利はあると思うが・・・。
そういう意味で、妻へのプレゼントというのは少し位置づけが異なるのだ。
ではどういう視点でプレゼントを選ぶのか、というと「自分では買わない、或いは買うか迷うんだけれど、貰ったら嬉しい/便利なもの」というのが私の中での位置づけである。
で、360度悩んで結局これにした。
hakkoのはんだごてFX-600の、「はんだづけ小町限定カラー」モデル。
hakkoのコテは基本的に青一択なんだけど、このモデルは限定で「女性」っぽいカラーのモデルが3バリエーション用意されている。というもの。
機能的にはノーマルモデルと一緒。
とはいえ、FX-600は最新型で、温度が選択出来て、温度到達ランプが点いていたりと、初心者も扱いやすいようにでてきている。はんだ付けをするときは“適温”じゃないと難しくなる。逆に言えば電子制御で適温を保ってくれるなら、そうじゃないコテより簡単になるという理屈である。
なんでまた半田ごてなのかというと・・・
妻には最近電子工作を紹介していて、これまで工作キットのピアノやラジオを組立ててきた。
この前も新たに秋月の時計キットを買ってきてあげた。
妻は文系だから、あんまりモノづくりに造詣が深くない。
でも、能力的にはモノづくりに向いていないわけではないと思う。器用だし、正確だし、記憶力もあるし・・・
私はそうだな・・・ミニ四駆から脱線してエンジニア道に落ちてしまったわけだけど、今でも物を作るって楽しい。
木工なんかは手先を怪我しやすいから、あんまりやって欲しくないんだけれど、はんだ付けはそこまで致命的な怪我をしにくいので安心だ。
キットを組み立てる楽しさを覚えたら、回路を設計する楽しさ、プログラムを組む楽しさを伝えられたらいいなと思ったりする。