うちのガレージの出入り口には
・4Mの電動オーバースライダー
・2Mの手動シャッター
・普通の勝手口
の3つの入り口がある。

ちょっとした出入りには勝手口を使うんだけど、この勝手口の閉まりが悪くて、閉めたつもりでしまっていなくて、風でぎっこんばっこん暴れる。
これ何とかならないかなーと思ってて、ドアクローザーを付けた。
ドアクローザーを買う
さて、そもそもドアクローザーって後付できるのか?
ドアをよく見ると、ご丁寧に「ドアクローザは、L1X12をお使いください」と、書いてある。
このシールは新築の時から貼ってあるのか?だとすれば40年前から貼ってあるってことになってある意味すごいんだけど・・・
そもそも40年前ってこんなサッシあったっけ?割かしキレイだし、リフォームしてんのかな・・・

よく見るとTOSTEM トーヨーサッシ クリエラと貼ってある。
TOSTEMは確かほかの何社かと合併して、現在のLIXILになっていたはず。
ググってみると、なんと1984年のカタログがLIXILのサイト上で掲示されていた。
www2.lixil.co.jp https://www2.lixil.co.jp/rp/dfw/lixila1330ex/metalproductinfo/ui/catalog/https://www2.lixil.co.jp/rp/dfw/lixila1330ex/metalproductinfo/ui/catalog/
そんな昔のカタログを掲示する意味あんの・・・!?と、思ったけれど、そうか、建材ってうちみたいに40年前のものが現役だったりするわけか。

調べてみると、うちのはたぶんホワイトだ。1984年のカタログはブロンズとシルバーしかないんだけれど・・・1986年のカタログにはシルバーが生産中止になってブロンズ/ホワイトの二色建てになってる。
ということは、当時新発売だった建材を使ったんだな・・・

なぜドアクローザーを付けなかったのだろうかと思ったんだけれど、当時はドアが5万円に対して、ドアクローザーが1万円と結構馬鹿にならない価格だったようだ。

これならいったん無しで施工して、後で要るとわかってから付けようと考えてもおかしくはない。
で、L1X12って、何かの寸法が1と12,例えば長さ1インチの幅12インチとか、そういう寸法のことを言っているんだと思ったんだけど、L1X12っていう商品コードのことだったようだ。
だいぶ昔のドアのドアクローザーだから、互換品とか無いかな・・・と思ったら、L1X12で検索したら、普通にアマゾンにあった。

公式ストアにはないのに・・・!?

取り付ける
アマゾンなので二日後には届いて、早速取り付けてみる。

失敗したら大変なので、慎重にやったけど1時間も掛からなかった。
孔も最初から空いているし、タップも切ってあったから、シール剥がして手順通りに組み立てるだけ。さすが純正パーツだ。

敢えて言うとアームを取り付けるねじにちょっと苦戦・・・

ここがちょっと硬かった。硬いけど回らないことはないレベルであったんだけれど、ちょうど充電ドライバのバッテリーが無くなりかけてて、そのせいで実際以上に硬いように誤解して冷や冷やした。
あれっ?と思ったら一旦ドライバーで回してみるのが大事ですな・・・。
ぎっこんばっこんならなくなった
取り付けた日は風が強い日で、ドアを取り付ける最中は錘を置いて暴れないようにして作業していたんだけれど、それでも風でちょっと錘が動いてしまって、壁と錘の間でギッコンバッコンしていた。
でもドアクローザーを付けたら、全開位置にしておけば風でも閉まらないし、閉じた位置にしとけばちゃんと閉まってなくてもバタバタしない。
満足の機能!
しかし、ドアさんも製造から40年越しにオプションパーツがつくとは驚いただろうな。
そして、ふとラッチの締りが悪いから油を刺そうと思ったら・・・
あ、プレートが無いやん・・・

よく見てみると、プレートもラッチのガイドとしての役割があるみたいで、プレートが無いせいでドアが閉まるときにスムーズにラッチが引っ込まず、ちゃんと閉まらないということがわかった。
このプレートだけ手に入るかなぁ・・・続く。