以前の記事で悩んでいた「アップルペンシル(初代)を買うか、iPad+アップルペンシル(2代目)を買うか」の問題、結局アップルペンシル(初代)を買った。
なぜ欲しかったかとか、どういう背景で選定したかは過去記事参照↓
http://curo5170.s1008.xrea.com/x/20231125_post-1321/
買ったのはコレ。Amazon
セールだったけど、それでも高けぇ・・・。
しかし、使い始めてみたらこれはなかなか良かった。いろいろと期待はずれなところはあったけれど、総合的には買いだったかな。ちょっと整理してみる。どれどれ・・・
スクリブルが良い
まず、スクリブル。スクリブルっていうのは手書き入力機能のことで、アップルペンシルで書いた文字をテキストに変換してくれる機能。
メモとかなら手書きの絵として文字を記録してくれてもいいんだけれど、正式な文書を作るときや、検索欄に文字を入れるときなんかはテキストに変換してくれると非常に便利なわけ。
実際使ってみると、結構いい感じの精度で文字を変換してくれる。なので、iPadで調べものをするときに、検索ワードを入力したりするのに使うと、滅茶苦茶はかどる。便利。
結構難しい感じの漢字でも正しく変換してくれるという性能に驚き。実用性は十分だ。
実際、画面のキーボードで打つより速いし、仮にキーボードがあったとしても人名地名なんかは候補から探すのが面倒くさい場合もあるわけで、手で漢字を書くってことは変換不要だからある意味キーボードより速い場合もあるかもしれない。
ただまぁ、カタカナの認識精度が悪い。字が汚いせいかもしれないけど・・・。
自分が手書きすると、だいたい10文字に1文字くらいは誤検知する。例えば「メモ」って書いたら「Xモ」とかになる。だから、ミーティングのメモなんかはスクリブルじゃなく図形としてメモったほうがいいかな。
この辺は期待外れだった。
単純にペンとして優秀
前々から安価なタッチペンを使っていて、これで十分だと思っていたけれど・・・アップルペンシルの書きやすさに驚いた。
なんていうかな、線を書いたりする部分は安価なタッチペンで不満を感じていないかったんだけれど、アップルペンシル使ってみたら「こっちの方が断然良いですやん」となった。
なんていうか、安価なタッチペンの方は無意識なうちに、「ゆっくり」「チョン書きしない」「書き初めに線が始まっているか見る」というような工夫をしていたようだ。
アップルペンシルだったらサインペンで書くかの如く、ペンが当たっているから線が引けて当然、というように書けるので、無意識のうちに書くスピードが速くなった。
例えば以下は没になった説明ようのマンガを描いた過程を動画に書きだしたものなんだけど、倍速とはいえこんなにすらすら書ける。
(だいたい6分くらいで書いた)
前のタッチペンだと10分以上掛かっていたと思うから、かなり時短だ。
あと、触っただけで確実にタッチを検出するから、普段のボタン操作もアップルペンシルの端っこを持って、ペンペンってやるだけで操作出来て凄く楽。
整理してみるとできた課題
まぁ漠然と満足して使ってたんだけれど、ブログを書こうと背筋を伸ばしてみるといくつか気づきがある。
1つは使いこなせていない機能があることだ。
パームリジェクション
もともとパームリジェクションが欲しくて買ったのに、実はibisPaintでイラストを描くときや、Documents by Riddleでメモを取るときは、うまく作動していないっぽいのだ。
前々からパームリジェクション無しでタッチペンを使ってきたので、無意識のうちに画面の外に手を置いても掛ける位置に画面をずらすので、これと言って不自由を感じていなかったが・・・
なぜ使えないのだろうと、改めて手のひらを意図的に置いて書いてみたら、普通にパームリジェクションが効いている。手を置いても、手は認識しない。ペンは効く。
あれっ!?なにか誤解かペンのスリープ状態とかがあったのかな。。。
ペンジェスチャ
パームリジェクションの設定を調べていて、ふと気づいたペンの機能。ペンシルジェスチャ。
左下からスワイプしたときに、スクリーンショットを採る機能の様だ。これなかなか便利だ。
iPadでスクリーンショットを採るときは、電源ボタンとホームボタンを同時押しするんだけど、両手を使う必要がある。つまり左手を持ち直す必要があるのだ。ペンで左下からヒュッとするだけでスクリーンショット取れるのは地味に便利だ。
筆圧検知と傾き検知
これも改めて確認したところ、ibisPaintの設定に筆圧検知の効き具合の設定があって、ココを調整したら使えた。
傾きはどうも対応してい無い様だ・・・
とりあえず必要ないのだが、面白い使い道が有ったら知らないままでいるのは癪なので、調べてはみた。
うーん、傾きはあまり人気が無いのか・・・。まぁいいか。
あとNotabilityってメモに関してはDocuments by Riddleより使いやすそうだな・・・買ってみるか。
ケース
あとはApplePencilを紛失しそうってことくらいか。
今使っているケースはアップルペンシルを入れるところが無い。会社の後輩なんかは、ペンを入れるところがあるゴツイケースを使っているが、私は純正カバーレプリカみたいな今のスマートなケースが気に入っている。
ちなみに今使っているケースはコレ。実物を受け取ったときは写真と違う。クソチープじゃないか!と思ったけど、iPadに付けてみるとちゃんとこんな感じになって、とても良い。
履歴をみるとちょうど1年使っているけれど、今のところ全然傷んでいなくて、耐久性も良さそうだ。
純正ケースと違ってフタが取れないのが不満だったけど、使い込んでいくとフタが取れない方が却って良い。また、純正ケースはスタンド折していると癖がついて曲がっていくが、これは頻繁にスタンド折で使っても変な癖がついていない。
という訳である意味純正より良いかもしれない。おすすめ。
と、脱線したが、先の通りペンを入れるところが無いケースを使いたいので、ケース一体型はダメだ。
かといって筆箱みたいに別に持ち歩くのもなーと思って検索してみたら、いろいろあった。張り付けるタイプのやつが良さげ・・・いくつか試してみよう。
と、いうわけで、ApplePencil(初代)は買ってよかったわー。おすすめ。