やっぱりふるさと納税するか

ふるさと納税駆け込み・・・

今年は自宅を購入する予定だったから、ふるさと納税を控えていたんだけれど・・・いろいろな都合で決済が先に延びてしまった。更に、元々持っていた不動産を買い替え特例が使えない売却を行ったので、今年は一杯税金を納めないといけなくなってしまった。(それでも得だからこういう売却にしたのでそこはいい。)

ということで慌ててふるさと納税の見直しを行っている。

今年の上限額

ふるさと納税で一番面倒臭いのは、上限額、つまり「いくらまでのふるさと納税なら、全額(ただし2000円除く)が戻ってくるか」の計算である。

自分も忘れかけていたが、2022年のふるさと納税のメモを見て大体思い出してきた。
ふるさと納税について調べると色々ごちゃごちゃと書いてあるが、要するに「来年自分が払う住民税の20%相当まで」が上限額である。

住民税の計算は若干複雑だが・・・(年収ー控除額)×10%である。

控除は複数ある。
まず基礎控除+給与所得控除。
誰でも43万円まず課税対象から控除される。
更に一般的なサラリーマンなら給与所得額に応じて65~220万円の給与所得控除というのが差し引かれる

次に社会保険料控除。今年1年間に払う社会保険料の合計は差し引くことができる。
社会保険料はだいたい年収の14%である。(国民年金20万円+健康保険6%+厚生年金9%)

ここから更に医療費控除・保険料控除・住宅ローン控除などを差し引く。

そして最後に扶養系(配偶者控除・配偶者特別控除・扶養控除)を引く。

例えば年収1000万円で扶養家族無しなら、給与所得控除は195万円になるので、課税対象は1000万円-43万円-195万円-140万円=622万円になる。
住民税はこれの10%になるので、62.2万円となる。これを翌年12分割で支払うことになるから、月々5万円くらいの住民税を払わないといけない。

ちなみに別の例で年収350万円で同条件だとすると、給与所得控除は113万円になるので、課税対象は350万円-43万円-113万円-49万円=145万円になる。
住民税はこちらも10%なので、14.5万円であり、月々は1万円程度となる。

年収で見ると1/3だけど、課税額は1/5になる。

更にいろいろ計算が入るけど、給与所得だけの場合は総務省早見表で何となくわかる。
年収1000万円なら18万円くらい、年収350万円なら3万円くらいが損をしないふるさと納税上限である。

一方で・・・

一方で、私毎だが今年は不動産を売却して”帳簿上は”300万円くらい利益が出た。
(実際にはもっと利益が出てはいるんだけれど、会計上の利益とはまた別なのでこの金額で済む)
5年以内の売却の場合、売却益の30%を所得税として納税するし、来年9%分の住民税を分割で払わないといけないから、結構えげつない。

つまり来年払う住民税が27万円ぶん上がる・・・から、3万円分くらい追加でふるさと納税できる。

やっぱりやるか・・・

なんか面倒だなーと思ったんだけど・・・

要するに来年は住民税をトータルで100万円くらい払らう。これはもう決定事項だ。

ただ100万円払うか?
それとも100万円のうち20万円分を先に収めて、返礼品(5万円相当くらいか)を貰うか?

この2択なんだよなー。
手取りで5万円稼ごうと思ったら、それなりの手間である。
それに比べれば面倒といってもたかが知れているか。どうせ確定申告もするしな。

今年は5万円分くらいすでにやっているから、あと15万円分かぁ・・・来年のフルーツでも注文しとくか。

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